記念すべき初めての卒園式。感動の涙涙涙。

2021年、3月27日。

第1回カーサ・デ・バンビーニ卒園式が静粛に執り行われました。

初めてのカーサ・デ・バンビーニの卒園児。

4年まえ、縦割り保育の第1期生として来てくれた、当時2歳だった2人。(1年目は2歳児のみの募集でした。1年一学年ずつ増やしていくスロー縦割りスタイル。)

今年は、4年という歳月を経て、2歳から6歳の縦割り保育が完成した年でもありました。

開式の少し前に来てリハーサルに参加したあとは、ガウンに着替えて入場。

卒園制作の披露から式が始まりました。

卒園児のスピーチでは、誰よりも先にチャールズ先生が涙、涙、涙。

暗記のスピーチではなく、

子どもたちが英語で書かれたスピーチを「読み上げていく」姿は、

大人のそれとなんら相違なく、堂々とした姿に、私たちも勇気と感動をもらいました。

私はといえば、「卒園証書」を渡すとき、読み上げの際にもう堪えきれそうも無くなってしまって。

4年間の思い出と、彼らの成長が誇らしく、本当に、本当によくここまで成長してくれたなという思いと、

私たちカーサ・デ・バンビーニの全てを愛してくれた子どもたちに、感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

今回、圧巻だったのは。

カーサ・デ・バンビーニが誇る「多様性」の露呈。

先生たち、保護者がそれぞれのスタイルでお祝いの言葉を送り、

お国柄、性格、気質、みんな違うけれど、その全てを包括した保育をしているのが、カーサ・デ・バンビーニなのだと、

手前味噌ながらも、その素晴らしさに感動し、笑い、泣きました!!

先生たちのスピーチの途中、溢れる感情を堪えきれなくなったのは、先生だけでなく子どもも。

お別れの言葉に大泣きしながら、カーサ・デ・バンビーニ大好き!離れたくない!という気持ちが溢れてきて。

でも、もう卒園なんだ。私たちは小学生へとなるんだって、自覚と覚悟を決めていくような、そんな厳かさもありました。

 

そう、この子達に伝え忘れていた、たったひとつのこと。心の準備のためにも、言っておかなきゃいけなかった!(前日、保護者に教えてもらってハッとしました)

「小学校へ入るとね、朝のスナックは出てこないよ。」

子どもたち:「えええっ!!??」とまん丸な目。(笑)

そうなのです。朝のブランチが当たり前だったカーサ・デ・バンビーニ。

まぁ、異文化といえば異文化。でも自己肯定感と適応力の高いこの子達なら、絶対大丈夫。

4月からは、朝ごはんをしっかり食べて、登校してね。

複雑な社会情勢に翻弄された2020年度。

そんな中、登園を続けてくださり、卒園式までやり遂げた保護者の皆様には、感謝の気持ちしかありません。

モンテッソーリ教育で育った子どもたちが、どんなに強く、どんな風に人生を自分で決めていくか、

これからも、その無限大の可能性を辛抱強く、見守っていただきたいこと、

そして子どもが「助けて」と言ったときには、大きな愛情で包んでほしいことをお伝えさせていただきました。

 

 

4年前の2017年、第1回入園式の時の写真。ついに来月、第5回目の入園進級式を迎えます。

 

カーサ・デ・バンビーニでは、来年度、世界をよりよくするための新たな、大きなチャレンジをします。

どうぞこれからも、子どもたちの最善の利益と、幸せ、幸せな未来社会のために、カーサ・デ・バンビーニをよろしくお願いいたします!

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