指先と集中と繰り返しで精神力が育ちます。

モンテッソーリ 教育では、子どもの生活の全てを「おしごと」とよびますが、
なぜ「おしごと」と呼ばれるのか、そしてなぜ子どもは「おしごと」をするのか、聞いたことがありますか?

よく巷のモンテッソーリイメージでは、モンテッソーリ教具を使って、机に座ってする活動を「おしごと」と言われて勘違いされますが、実はそれだけでなく、子どもの動きは全て「おしごと」なのです。
それは、自分自身を創造する偉業だからです。

だから、3ヶ月の赤ちゃんが腹ばいになるのも、6ヶ月の赤ちゃんが寝返りするのも、
1歳くらいになって初めての「言葉」を発するのも、花壇の縁を歩きたがって自分の体のバランス感覚を楽しむのも、全部「おしごと」です!!

1歳半〜2歳くらいになると特に、指先の動きに敏感になってきます。
その結果、机に座って活動する様子が見られるようになりますね。

今日のカーサ・デ・バンビーニでも、子どもたちのたくさんの活動が見られました。

いつものパズルで安心のスタートを切れます。

 

大好きなY先生とリズム遊び。

 

「色付き円柱」という難しい教具にチャレンジ。

 

ものすごい集中を見せてくれた「ひも通し」は、縫いさしに繋がっていきます。

参照動画:https://www.instagram.com/tv/CBUMyabpIGE/?igshid=1t69k8svfwwyo

 

3-6の教室からこっそり教具を持ってきちゃった。

 

絵本もみんなで読めます。

 

うーん、難しい。。。と言いつつ諦めない!

 

「大丈夫?手伝おうか?」と優しく助けの手を差し伸べる仲間。

 

「数の構成」に取り組んだ4、5歳児。

 

「二項式」という感覚教具の提示。



ここで創造している「自分」は、目に見えない部分です。
身長や、〜ができるようになる、といったわかりやすいものではないので、見落とされがちです。
でも、おもいっきり集中したり、気がすむまで繰り返したりすることで、気持ちが落ち着き、達成感に満たされ、他の誰からでもなく、自分で自分を認められるようになるのです!
この「目に見えない成長」こそ、モンテッソーリ教育の真髄な気がします。
自分の中身(心)を自分自身で成長させ、認めることができるって、
3歳にして「一生のライフスキル」獲得!!

そんな姿と子どもの能力を信じて。
Have a nice weekend and See you next week!

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