モンテッソーリ教育の普段の室内活動を紹介します。
指先の洗練のための「紙を織る」

感覚教具の「色板」は、色彩感覚や美的感覚を養います。

数の活動「つむぎ棒」。数では重要な一の位(十進法)の「数量」を体感します。
イーゼルペインティング。自由な自己表現活動。アートの一つです。

正方形、正三角形、丸の基本図形を触って感じ、図形を触覚で吸収します。また「書く」ことにもつながります。

日常生活の練習。「ふるいをかける」細かな手の動きが発達し、微妙な調整ができるようになります。

シール貼り。指先洗練の代表格。

文字を書いていますね。これはひらがなの書き順を学ぶ教具です。

「絵と文字あわせ」というおしごと。日本語の一拍一音を数えて学びます。

「机を磨く」おしごと。長い工程がかかる作業も論理的思考が育つために大切な経験になります。

幾何立体。立体を触りながらその特徴を捉えます。どんな面でできているのか?研究していますね。

赤い棒。長い短いを表現したこの感覚教具は、数へとダイレクトにつながる活動です。

花をいける。花器と剣山を使って、花をいけてくれています。論理性と指先の洗練があってこそできる活動。

お友達にお誕生日カードを書いてデコレーションをしてプレゼント。これも活動の一つにしています。お友達への思いを表現し、お誕生日に渡すまでが責任です。

今回は室内活動を中心に紹介しました。
モンテッソーリ教育のこのような室内外活動には、すべて目的が伴っています。
目的を伴った活動こそが、知性や意志に働きかけ、内なる成長へと繋がっていきます。
同時にぐっと集中することで、自律や集中することを気持ちいい!!と感じられるようになります。
子どもたちのおしごとへの熱狂に、大人も多くを学ばせてもらっています!!