大原青子先生講演会パート2
先日ブログにて紹介した、大原先生の講演会の話。
保護者より、とても素敵な感想をいただき、違う視点からのご感想に私も気づきと感動をいただきました。ぜひ紹介したいと思います!
以下、Tさん(2歳女の子・0歳男の子のママ)の感想(全文)
今回お話を聞いて、本当に勉強になることばかりでした。
お話で特に印象に残った点は4つ。1つ目はモンテッソーリ教育を受けた方がどんな大人になるのかを教えていただけたことです。様々な教育方法、教育機関がある中、その出口がわからないものが多いです(例えば、優秀な学校に入ることと、社会人として活躍できることは結びつかないなど)。
全体を見られて、人の気持ちがわかり、その上でリーダー性があり、実行力がある。そんな風に子供たちがなれたら、先が予測不能な時代においても、臆せず前に進むことができ、周りの人から求められ、幸せを感じながら生きれるのではとイメージができました。
2つ目は、物・人・時間の環境を整えることの重要性です。先週、慣らし保育を初めて3日目、お茶をピッチャーからコップにこぼさず注ぐ娘の姿に本当に驚きました。子供のサイズにあった道具という物の環境、当たり前にやるお友達や、手出しをしない先生という人の環境、自分のやりたいという気持ちのママに自分のタイミングでできる時間の環境、まさにこの3つが整った結果の現れだったのだと、お話を伺い理解しました。その環境を整えるのはとても難しいですが、環境さえ整えれば、2歳児はもっと自然にいろいろなことができるのですね。お家でもできそうなヒントもいくつかいただけたので、少し実践してみようと思います。
3つ目は、今回のテーマでもあった、0-3歳、3-6歳の違いについてです。以前、RWこどもの家は、日常生活を自分でするための環境は整っているけれど、カーサ・デ・バンビーニに比べて教具が少ないかな?と疑問に思っていました。でも、1、2歳の子は周りの大人がやっている日々の生活のことが一番やりたい!と思っているというのを聞いて、RWこどもの家と、カーサ・デ・バンビーニの違いは、年齢にあった環境づくりだったのか!と理解が深まりました。
4つ目は、人の環境において「完璧主義」「過保護」「過干渉」が一番良くないというお話です。
私事になりますが、私自身と母の親子関係を言われているようでとても考えさせられました。その3つはまさに母の姿で、いつも困る前から助けてくれ、自分の力で何かを乗り越えた、と言う記憶がほとんどありません。大人になった今も自己肯定感の低さがずっとつきまとっている原因はこれかと、腑に落ちました。
あらゆるサポートに愛情と労力と費用をたくさんかけてくれましたが、こどもの為を思ってしてくれた事なのに逆効果になってしまうものは悲しいものです。そのためには親がきちんと勉強しないといけない、具体的にはいい学びのサイクル、脳回路を作るサポートを親は担っていかないといけないとつくづく感じました。
今回お話を伺って、断片的だった知識がつながり、モンテッソーリ教育についての理解を深める事ができました。他にも「自由と規律」や「家での取り組み」などのキーワードもあり、「こういう時、具体的にどう対応すればいいかな?」などもっと質問してみたかったです。
次の機会があればまた参加させていただきたいです。貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。今後の子供たちの成長を見守るがますます楽しみになりました。(終)
素敵な感想をありがとうございました!!
まだまだ感想を受け付けております。ぜひ皆様の想いをお聞かせください!