第1回 ママとモンテ♫【開催報告】
ママと一緒にモンテッソーリを知る
「ママとモンテ♫」が始まりました!
第一回目の内容は、
「モンテッソーリ」って何?誰?
のところから。
マリア・モンテッソーリという
イタリアの女医が始めた、この教育法の
始まりの経緯を簡単に紹介。
なんせお医者様なもんですから、
出てくる言葉がムズカシイ。
吸収精神?
敏感期?
精神的胎児?
人間の傾向性?
どれも読んだだけでは分からない
説明を要するキーワードばかり。
そこで今日のキーワードに挙げたのは
‘HELP ME TO DO IT MYSELF’
「自分でできるようになるのを手伝ってね」
という、モンテッソーリ教育では
有名すぎるこの言葉。
子どもが「自分でできるように」大人が手伝う。
簡単そうに聞こえて、これがなかなか難しい。
大人がパパッとしてあげた方が早いから。
では、「一人でできる」とは
どういうこと?
これを、パンツ・ズボンの着脱を例に挙げ、
その動きを分析し、
助けるポイントを
箇条書きに。
50行程にも及ぶ分析結果に驚きと笑いの声。
始めはじっとそばにいて
忍耐と時間を要しますが、
この最初の丁寧かつ適切な手助けで
子どもの「できた!」がどんどん増えていく。
そして大人の手を要しなくなる。
すると、子どもの中に
「自分はできる」という
自信と、自己肯定感と、自尊心が芽生え
安心して集中できることを覚え
「できた!」という声が
「できるから自分でする!」に変わり。
そうなると
「できないこと」がわかるようになり、
泣いたりゴネたり不機嫌になることなしに
「できないからして見せて」と言えるようになり。
そうやって一人でできることが増えていく。
自立・自律する心が育っていく。
パンツの脱ぎ着、これだけで
これ程の心の成長を見せてくれる
子どもって、すごい。
難しいキーワードや、
複雑な教具もたくさんあるのも
事実だけど。
まずは、
客観的な見方と援助の方法を
知るだけで、
子育てが随分変わります。
在籍生のママたちからは、
この2ヶ月の子どもたちの大変化の
生の声をいただき、私も嬉しくなりました。
他にも色んな質問をいただき、
とっても有意義な時間となりました。
「イヤイヤ期がすごくてお風呂が気まぐれすぎて」
「お風呂入ったらタワシでタイルゴシゴシと
始めるんだけど洗剤が危なくって…」
「これはして欲しくないって思うことは止めるべき?」
などなど子育ての「あるある!!」ばかり。
一つひとつに答えるうちに、
大人が「しなきゃいけない」ことって、
安全の配慮くらいで、他には特にないんだ!!
っていうママたちの安心の声。
肩の荷降ろして、楽しい子育てを♫
また来月以降も定期的に開催していきます。
ご興味ある方は是非一度お越しください!
おしまい