教えなくても、文字が自然に書けるようになる⁈

「教えなくても」というのはちょっと語弊があります。

教えます。

と言っても、
大人が子どもの鉛筆を持つ手を後ろから覆うように持って書いてあげたり、
お手本みせながら、ここはこうよ、書き順はここからよ、と言ったり、
「エー、ビー、シー」とアルファベットの順番通りに、その「呼び名」を教えたり、、

そう言った「指導」は一切しません。

なのに、ある日カーサ・デ・バンビーニの3歳さんが、いきなり、自分の名前の最初のsyllable(一音節)を、正確に書いたのです!!
あまりに突然でしたが、本人は自信たっぷりに書いて、堂々と発音していました。

カーサ・デ・バンビーニで用いるのは、これ。

モンテッソーリ教具の「砂文字」。
英語で、Sandpaper Letters.

これを、指でなぞって、同時にこの文字の「音(オン)」を正確に伝えます。
以上、これだけ。

これを一つひとつ紹介していって、子ども達の中に、自分の名前の文字をはじめとする色々な文字の形と音が蓄積されていきます。

そうして、時期がきたら、誰からも言われることなく、指導されるもなく、いきなり「書き」始めるのです!!

書き言葉の敏感期に助けられ、
個々にあった正しい時期を逃さなければ、書いて、書いて、書きまくる時がやってきます!!

もちろん、「書く」に至るまでの前段階のおしごとを十分に体験しています。

メタルインセット-鉛筆の持ち方、紙の押さえ方、線を描くことから始めます。

また、実物や小物を使って、様々な言葉を口語で覚え、
スクラップブッキングしていきます。

文字を書き始める前には、こんなサインが。

本人はしっかり文字(意味のある言葉と言う認識)を書いてるつもり。

文字を書き始めた時に気をつけてほしいこと。
「ここはもうちょっとくっつけて」とか
「もうちょっときれいに…」とかの
ダメ出しは極力避けてくださいね(^_-)

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